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「対人賠償責任保険」は、交通事故をおこして「他人」に対して死亡や傷害をおわせた場合に、 自賠責保険を越える部分について補償される保険です。
対人賠償保険の具体的な内容
被保険者の範囲
1. 記名被保険者 2. 記名被保険者の配偶者 3. (1)(2) の同居親族 4. (1)(2) の別居未婚の子 5. 許諾被保険者 (被保険者の許可を受けて車を使用している者) 6. 記名被保険者の使用者(雇い主)
補償内容
被保険自動車の所有・使用・管理に起因して他人の生命または身体を害し被保険者が法律上の賠償を負担する場合で、 自賠責保険での支払金額を超える部分
支払わない場合
1. 記名被保険者、車を運転中の者、およびその父母(義理は除く)・配偶者・子、記名被保険者の父母・配偶者・子に対する損害 2. 戦争・内乱・暴動などによる損害 3. 地震・噴火・津波・台風・高潮などによる損害 ★酒酔い、無免許などによる損害は支払われる
支払われる損害
1. 損害賠償額(被保険者の過失割合分)遺失利益、療養補償費、休業補償費、慰謝料 2. 費用保険金 損害防止軽減費用、求償権保全手続き費用・緊急措置費用臨時費用 (死亡: 15 万円、 3 日以上の入院: 3 万円)
対人賠償での過失割合 「過失割合」は「交通事故における双方の過失の度合い」のことです。 過失割合には過去の裁判例(判例)をもとにしたおおよその基本があり、損害保険会社が示談金の交渉をする場合も、その基本をもとにして過失割合を決めます。
「過失割合」によって補償される保険金の額が違ってきますので、 相手方に賠償される保険金は、自分の過失割合分のみ。 実際の判例などに基づいてお互いの過失の割合を判断して、それに応じた額が支払われることになります。
傷害事故の場合の保険金計算例
被害者の損害額 × 契約者の過失割合 − 自賠責保険による補償額 = 対人賠償責任保険金の額
他人の運転する車に衝突し傷害をおった場合で、損害額が 500 万円、運転者の過失割合が 60 %だったとすると、この場合の補償される金額は次のとおりとなります。
… 対人賠償責任保険金として 180 万円が補償されることになります 。
死亡事故の場合の保険金計算例
他人の運転する車に衝突して死亡場合で、損害額が 5000 万円、運転者の過失割合が 80 %だったとすると、この場合の補償される金額は次のとおりとなります。
… 対人賠償責任保険金として 1000 万円が補償されることになります。