「むち打ち症」の起こり方
「むち打ち症」の起こり方は、大きく分けて正面衝突、側面衝突、追突によるものとがあります。
その中でも、もっともなり易いのが、後方より衝突された「追突」によるもので、全体の90%を占めるといわれています。
正面衝突の場合は、首はまず前に強く曲げられ、その後、伸展することになることや一般的に危険を予知出来る場合が多いので、首の筋肉が緊張状態になり、伸展や屈曲を筋肉の力で減らすことが出来ることから比較的軽度で済みます。
それに比べて追突の場合は、まず先に後ろへ強く伸展し、その次に屈曲することになります。
また、危険予知していないことが多いので、首の筋肉は弛緩していて、靭帯のみに過大な力が加わって、損傷が起こり易くなるのです。
次に、側面に衝突された場合は、首は先に衝突を受けた側に強く曲げられ、次に反対側に動きます。
側突の場合は、頭、頸が肩に当たるまで側屈しますが、それ以上は曲がりません。
この場合、角度によっては複雑で多彩な損傷を受けることになりますが、重度になると引抜き損傷といって、脊髄神経が引抜かれてしまうことがあります。
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